Ginger ale syndrome

主にアニメ・映画・マンガを観ながら読みながら思ったことを書き留めるところです。ロボットアニメが多いです。ネタバレ御免。

「アウトロー」(2012, クリストファー・マッカリー監督)

原題は主人公の名前そのまま「Jack Reacher」。

邦題が合ってるようで合ってないようで合ってる作品。

トム・クルーズのようなポーカーフェイスを装いロザムンド・パイクの胸元に視線を忍ばせる映画。

 

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ロボットと人間について

あるツイートで「人間とロボットの絆」について触れているのを目にして、鍵垢なので転載は避けますが、要約すると「まりんとメラン」を評価する一方で「パシフィック・リム」と比較して

 

アメリカの映画では人工物と人間の間に一線を引いて、心を通わせることはない。例外はあれど描いているのは日本の作品で、特に人工物そのままの姿で恋愛することは稀だ

 

ということでした。

それで思いついたことを呟いたのでまとめておきます。

 

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「SHORT PEACE」

短編オムニバス作品なので好みが分かれそうですが、カトキロボ好きとしてはやはり「武器よさらば」が一番よかったです。次点は「九十九」かな。

 

しかし映像技術としては特に目新しいものもなく、「日本」にまつわる物語を幅広いテイストで描きましたという以上の印象はなし。

 

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「私が、生きる肌」(2012, ペドロ・アルモドバル監督)

「オール・アバウト・マイ・マザー」以来のアルモドバル作品。

単品としては、叙述トリック的な進行の不気味さを下地に主演女優エレナ・アナヤの美しさが際立っていて、エロティック。エロい。

 

しかし「オール・アバウト~」に比べてエンタメ性に偏るため、あの切り口の鋭さは見られない。

 

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「パシフィック・リム」(2013, ギレルモ・デル・トロ監督)

はじめ吹き替えで観ようと思ったけど時間が合わず断念。

2D字幕で観たものの、これは吹き替えの方がいいかもしれない。理由は後述。

今年は面白い映画が多くて楽しいなぁ。

 

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「アイアン・スカイ」(2012年, ティモ・ヴオレンソラ‎監督)

「月からナチスが攻めてくる」

映画館でこれの予告を見たとき、あまりにもバカバカしくて。

観に行くことはなかったものの、レンタル屋でBDを見かけたので誘われるように手に取った。

 

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「風立ちぬ」(2013, 宮崎駿監督)

実在の人物をモデルにその生涯を描くとあって、ジブリ作品としてはファンタジー色は控え目になってます。

それでも二郎の夢や彼の見る飛行機の姿、なにより風や光の映像表現について「さすが、これがジブリか」と魅せるところは十二分にあります。

あの映像美に裏打ちされたテクノロジーの躍動も見どころの一つではないかと思います。

 

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